道の駅 ふたかみパーク當麻周辺の観光案内です。
まだまだご紹介できない史蹟や名所がたくさんあります。
付近の散策や史蹟の詳しい情報は、道の駅の観光案内版や観光マップをご覧ください。
古くは「ふたかみやま」と呼ばれていました。
雄岳(517m)と雌岳(474m)から成り、奈良県葛城市と大阪府太子町にまたがります。金剛山地の北側にあたり、万葉の時代から歌に詠まれるほど親しまれてきました。ハイキングコースが整備され、休日には登山客で賑わいます。
古代石器に使用されたサヌカイトを産出する地質学上でも珍しい山です。
當麻寺は、飛鳥時代に創建され白鳳・天平様式の大伽藍を有し、東西で一対となる三重塔(国宝)が唯一残っている寺院です。
西方極楽浄土を表し、本尊として祀られる「當麻曼荼羅」は、中将姫さまが織り上げたものです。
歴史上の貴重な建造物や寺宝が多く、練り供養にはたくさんの参拝客で賑わいます。
飛騨の「左勘五郎」が建てたと伝えられ、江戸時代初期の建造物とされています。一辺42cmの柱の上に傘のような本瓦葺があり、この傘堂に三度祈願すれば、「長患いせず、下の世話にもならず、ぽっくり安楽死して、葬儀は晴天に恵まれる」という伝承があります。
この珍しい建築遺構は、當麻山口神社の鳥居の傍に、ひっそりと佇んでいます。
相撲の開祖と言われる「當麻の蹶速(けはや)」を祀る五輪塔です。近鉄南大阪線の「当麻駅」から「當麻寺」への参道途中にあります。
その昔、垂仁天皇のもとで當麻蹶速と野見宿禰が力比べをしたことから、日本で最初の天覧相撲と伝えられています。
塚のすぐ奥に葛城市相撲館があります。
葛城市相撲館は、全国でも珍しい相撲の資料館です。
相撲の開祖「當麻の蹶速」に因み開設され、館内には本場所と同じサイズの土俵があり、相撲の貴重な資料をみることができます。
また、併設される観光休憩所は無料で開放され、散策に一息いれるのに重宝します。付近には當麻のだんじり小屋もあります。
竹内街道沿いにある「松尾芭蕉」ゆかりの地。
芭蕉が1684年(貞享元年)門人の苗村千里の里を訪れ、この地で詠んだ「綿弓や琵琶に慰む竹の奥」の句は有名。
この句碑は芭蕉の没後150年を経て、1809年(文化6年)に作られました。
塚の前には元造り酒屋の建物を利用した綿弓塚記念館があり、竹之内街道や芭蕉の資料が展示され、無料で休憩することが出来ます。